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ホックの取扱説明書

製品をお選びの際には
  • 生地の種類(素材・厚さ・密度)や用途に合ったホックを選んでください。
  • 生地の種類や取付け位置によっては、補強(パッキンなど)が必要となります。
  • 化学的な処理(難燃)やシワ防止加工を施した生地は、ホック表面に変色などのダメージを与えることがあります。
  • ホック取付後、高温プレスやブリーチ加工を施す場合、ホック表面に変化が無いか事前にご確認ください。
  • 本革・ダウン生地に使用する場合は、ホック表面のめっき層を保護するため、焼き付けクリヤー塗装したものを標準としてご使用ください。
  • 腐食による変色・不具合の発生を未然に防ぐため、生地・製品試験を事前に実施してください。
スナップの表面加工について

通常、焼き付けクリヤー塗装には化学残留物によるダメージを最小限にします。しかし、下記の条件下でのご使用はホックの腐食・時期割れ・変色・不具合などが発生する危険性がありますので、特にご注意ください。

  • 革製品や人工・合成皮革製品の加工上の残留物による影響がある場合。(例;なめし、染色、特殊な接着剤、その他使用される薬品類)
  • 生地の表地、芯地、裏地などに加工薬品類(漂白剤、染色添加剤、硬化剤、高温プレス、難燃作用剤、シワ防止加工など)が残留している場合。
  • フォルマリン、アンモニア、タンニン酸及びクローム酸などの加工薬品が生地に残留し、且つ高温多湿のスチームプレス使用後直ちに密封して長時間保管される場合。

生地サンプルに適したホックを提案いたしますので、営業担当者にご相談ください。

取り付け位置について
  • 生地厚の均等なところに取り付けてください。生地厚の異なるところ(段差)へは取り付けないでください。生地や芯を折り返した部分への取付けもご注意ください。
  • ステッチ部分への取付けは、ステッチを切断することがあり、ほつれの原因となりますので避けてください。
打付ける際の注意事項
  • ホックの種類や使用される打機に合った打駒をご使用ください。
  • 打駒が摩耗・破損しているとホックが正しく取り付けられません。
  • 打駒は上下のセンターを合わせ、打機にしっかりと固定してください。作業前・作業中・作業後にゆるみがないか確認してください。
  • ホックを取り付ける前に必ず空打ちを行い、打機・打駒の調子を確認してください。
  • 生地の厚みに合わせて打機のストローク調整を行ってください。
  • 打付け後、指でホックが廻らないか確認してください。